「ホームページが突然見れなくなった」「エラーページが表示される」「真っ白になってしまう」こんなトラブルに遭遇したことはありませんか?
この記事では、ホームページが表示されない原因を段階的に特定し、すぐにできる対処法から順番に解説します。慌てずに一つずつチェックしていけば、多くの問題は解決できます。
目次
ホームページが表示されない原因は大きく3つに分類できる
ホームページが表示されないトラブルは、問題の発生場所によって原因が大きく3つに分かれます。
- 1.閲覧側の問題(ブラウザ・端末・ネット環境)
- 2.サーバー側の問題(サーバーダウン・設定ミス)
- 3.ドメイン・DNS関連の問題(期限切れ・設定エラー)
最も重要なのは、簡単にチェックできるものから順番に確認していくことです。 多くの場合、ブラウザのキャッシュクリアなど簡単な操作で解決します。
【STEP1】まず試したい基本的な対処法
ブラウザの問題を確認する
最初に試すべき対処法は、ブラウザ関連のチェックです。
1.ページの再読み込み
- Windows:
Ctrl + F5
- Mac:
Command + Shift + R
2.別のブラウザで確認
- Chrome、Firefox、Safari、Edgeなど異なるブラウザで同じページを開く
- 特定のブラウザだけの問題かを判断
3.ブラウザのキャッシュクリア
- Chrome: 設定 → プライバシーとセキュリティ → 閲覧履歴データの削除
- 「キャッシュされた画像とファイル」をチェックして削除
インターネット接続を確認する
他のWebサイト(GoogleやYahooなど)が正常に表示されるか確認してください。 表示されない場合は、インターネット接続に問題がある可能性があります。
【STEP2】特定のサイトだけ表示されない場合
サーバーダウンの可能性をチェック
特定のホームページだけが表示されない場合、サーバー側に問題がある可能性があります。
確認方法:
- 時間をおいて再度アクセスしてみる
- 他の人(家族・同僚など)に同じサイトが見れるか確認してもらう
- サーバー障害情報サイトで確認する
エラーメッセージから原因を特定
表示されるエラーメッセージによって原因を絞り込めます。
主なエラーメッセージと意味:
- 404 Not Found: ページが存在しない(URLの間違いなど)
- 500 Internal Server Error: サーバー内部エラー
- 503 Service Unavailable: サーバー一時的利用不可
- DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN: ドメインが見つからない
【STEP3】ドメイン・DNS関連の問題
ドメインの有効期限をチェック
ホームページのドメイン(○○.comなど)の契約が切れている可能性があります。
確認方法:
- ドメイン管理会社の管理画面にログイン
- 有効期限と自動更新設定を確認
- 支払い情報に問題がないかチェック
DNS設定の問題
DNS(Domain Name System)の設定に問題がある場合もあります。 これは専門的な内容のため、契約しているサーバー会社やドメイン管理会社に相談することをおすすめします。
【STEP4】それでも解決しない場合の対処法
サーバー会社・制作会社に連絡
基本的なチェックで解決しない場合は、専門家に相談しましょう。
連絡時に伝える情報:
- いつから表示されなくなったか
- どのような操作をした後か
- エラーメッセージの詳細
- 試した対処法
レンタルサーバーの管理画面を確認
レンタルサーバーを利用している場合は、管理画面でサーバー稼働状況を確認できます。
- サーバー稼働率
- メンテナンス情報
- 障害情報
まとめ
ホームページが表示されないトラブルは、段階的なチェックで多くの問題を解決できます。
まずは簡単にできる基本チェック(ブラウザの再読み込み、キャッシュクリア)から始めて、それでも解決しない場合は専門家に相談しましょう。
慌てずに一つずつ確認していけば、原因を特定して適切な対処ができます。 定期的なドメイン期限やサーバー状況の確認も、トラブル予防に効果的です!
